【魔法使いと黒猫のウィズ進化考察】ルシオとファム

黒ウィズの新システム「潜在能力」とは今はまだ探り探り状態ですが、だんだんと使い方が見えてきたように感じています。
その中で疑問に思うのは「以前よりも進化させない方がお得な精霊が増えたのではないか?」ということです。
そこで、潜在能力システム実装前から「S進化まで行かなくても十分強い精霊」として、(管理人が個人的に)愛用していたルシオとファムを例に考察してみたいと思います。


黒ウィズにおいて「進化」に対する考えを改める時が来た?

まずは水精霊のルシオ。
A+である「聖剣に選ばれし者 ルシオ」まで進化させた時の数値は以下の通り。

コスト:33
HP:1806
ATK:1786
SS:水属性の中ダメージ

これだけだと活躍してくれるのは終盤手前くらいまでといった印象ですが、潜在能力を解放させると以下のようになる。

HP:2006
ATK:1986

この数値は、S進化の「聖剣の勇者 ルシオ・アーク」のMAX数値(潜在能力なし)を若干上回る。比較するとこうなります。

A+レベルMAX潜在能力あり SレベルMAX潜在能力なし A+との比較値
コスト:33
HP:2006
ATK:1986
SS:水属性の中ダメージ
コスト:36
HP:2001
ATK:1981
SS:水属性の大ダメージ
コスト:+3
HP:-5
ATK:-5
SS:中→大

もちろんSの潜在能力ありならA+よりも強くなる。今すぐルシオに手持ちのハイ・エーテルグラス全部突っ込めるのであればそれでも良いでしょうけれど、次にいつ潜在能力解放素材が配布されるか(もしくは入手クエストが始まるか)分からない現状では、手持ち全てを使い切るのは怖いという人も多いのではないかと思います。
また、「今、ただでさえデッキコストがギリギリなのに、これ以上は無理だよー!」という人も多いと思います。
そう見た時にルシオは、デッキコストに余裕が出来て、エーテルグラス入手クエストが始まるまではA+潜在能力ありの状態を保つ方が良いという見方もありますね。


遅延スキル持ちのファムの進化はどこがベスト?

次に雷精霊のファムを見ていきます。
現在の黒ウィズの中ではまだ遅延スキル(敵の攻撃ターンを遅らせるスキル)を持っている精霊は少ない上に、単純にステータスの数値も高い。しかもさらにルックスも可愛い。色んな意味で人気を集めているファムですが、基本数値が高いだけに進化をどこまで進めるか悩みどころですね。
以下がA、A+、Sの比較表です(潜在能力解放でHPとATKをアップさせたもの)。

A A+ Aと比較 S Aと比較
コスト:32
HP:1870
ATK:1955
SS:2ターン遅延
コスト:35
HP:2101
ATK:2188
SS:2ターン遅延
コスト:+3
HP:+231
ATK:+233
SS:変化なし
コスト:39
HP:2302
ATK:2387
SS:3ターン遅延
コスト:+7
HP:+432
ATK:+432
SS:+1ターン

ファムはSでもその辺のSS精霊より強いので、SS精霊の数値が2500超えしてくるような時代にならない限りファムのSS実装はないと推測しています。そう考えるとファムならS進化までさせて、手持ちのハイ・エーテルグラスを全突っ込みしても損はないでしょう。
こうなってくると、何を優先させるかでファムの進化ストップポイントが変わってくるのです。
デッキコスト優先ならA。全数値のバランスを取るならA+。遅延スキル優先ならS。
これはもうユーザーのプレイ状況と好みでしか決められない問題となっています。

結論としては、黒ウィズを進めていて「こいつ、A(もしくはA+)だけど数値高くて使い勝手いいな」と感じる精霊は、何も調べないでどんどん進化させるのは危ないということです。
せっかく素材を集めてやっと進化させたのに、「別に進化前のままでも良かったな」とガッカリするのでは何とも悲しい話になってしまいます。
きちんとデータベースなどで確認して、数値比較やスキル比較を済ませてからにしましょう。
特にスキル比較は見落としがちなので要注意です。


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